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映画「境界線」スタッフ日誌その⑤―御堂筋を歩く―

2023.04.21(金)

こんにちは!
オフィスラプターの岸本です。
映画「境界線」ができるまでの様子をお伝えしていこうと思います。
#映画境界線
で、ぜひ応援してください♪

皆さま、もうこちらのティーザーはご覧いただけましたか?👼

映画「境界線」ティーザー

こちらのシーンで上田泰三さんが一人で歩いているシーン(前半30秒)は

ステディカムに代表されるアナログ式スタビライザーを使って撮影しました。

歩きながら撮影しても映像がぶれないように、振り子の原理やバネなどを使って衝撃を吸収するように設計されたものです。ベストのようなものに、装置がついていて結構重いのです。

衝撃を吸収して滑らかな撮影ができる~なんて言ってますが(決して悪口ではございません)、操作がとても難しいのです!!💦

やじろべえの上にカメラが載っているような状態なので、風の影響をとても受けやすく、最近のカメラは小型化軽量化しているので不安定になりやすく…

俗にいう「ジンバル歩き」をしなければ、結局ブレブレの映像になってしまいます。

私も担いで挑戦しましたが、上下に揺れる揺れる…(笑)

全然簡単じゃない!!!

監督はこの日に向けて入念にステディカム練を行いました。それゆえ

「今日の撮影は一瞬で終わるで~」

と宣言をしていたのですが、結果24回も撮りなおすことに(笑)

この日以降「すぐ終わるで」宣言は呪文扱いとなり、禁句となりました。

監督はもちろん、何度も歩いていただいた上田さんも、スタッフのみなさまもお疲れ様でした。。。

イルミネーションがとてもきれいな御堂筋でした。
モニターを真剣にチェック

撮影現場を知らない方にも、少しでも空気を味わって、楽しんでもらえると嬉しいです。